煮雪れん Niyuki Ren



基礎設定
種族:人間堕ち妖精果物:レモン
生成方法:指を鳴らすこと
住み:卯勝市
一人称:わたし(わたしたち)
二人称:あなた/下の名前+さんorちゃん(みんな)
三人称:あの子(みんな)
※関わりのない妖精は「(植物名)の妖精さん」と呼ぶ
詳細設定
元々はレモンの妖精。詳細はレンの項目を参照。果物生成方法について
指をパチンと鳴らすことで手にレモンを発生させる。彼女は挨拶代わりか否か、「友達の証」として誰にでもレモンを渡している。
友達を増やすことが好きであるらしく、能力持ちにレモンを渡しては友達になるかを迫る場面も度々見受けられる。
性格について
好奇心がかなり旺盛かつマイペースであり、人間堕ち前は無鉄砲に下界や高カースト区域に足を運んでいた。色んなところに行っては色んな人々に笑顔でレモンを与えるのが生き甲斐。
気になった人々の食事にレモンをかけて叱られることもしばしば。
元来計画性がなく、行き当たりばったりで生きており不都合があればすぐに新天地へと逃げ出していたが人間堕ち後は様々な理由から身を案じた本村愛華に引き取られ彼女の両親と4人で同居している。
愛華に新しい名前と服を与えられ、共通の友人と出かけたり時には共に登校を試みるなど現在はそれなりに幸せに過ごしているようだ。なお、周囲は突拍子もないれんの行動にかなり手を焼いており、賛否の分かれた反応をされやすい。
人間堕ちした理由について
レンは低カースト妖精として生きていて高カースト区域に自由に出入りできないことや能力持ちとレモン越しにしか触れ合えないこと、そしてそもそも大多数の人間から知覚されないことに不満を抱いていた。低カーストには友人こそいるものの、レンにとってストべは生まれた時からいるのが当たり前であり、自身の構成要素でもあり、別の世界に想いを馳せるのを留まる理由にはなりえなかった。ある日、レンは下界にて二人の能力持ちの仲を取り持つようになりひらめいた。「わたしは妖精界を捨てて下界で生きればのびのび暮らせるんじゃないか?」
その後、レンはストべや低カーストのリーダーからの反対を押し切り、ほとんど衝動的に人間堕ちの儀式を遂げた。彼女は妖精を知覚することこそは出来るものの、次に死ぬまで妖精界に戻ることはない。今後ヒトとして成長する過程で彼女の辞書に後悔が刻まれる日は来るのだろうか。
